何はともあれクルミ、クルミ その5:食べ主はだれ?
さて、これは誰が食べたくるみでしょうか?
正解はこの方たちです。
記念館ではりすたちの他にねずみもくるみを食料としています。ねずみが食べたくるみの殻には、表と裏に丸く穴が開いています。体が小さなねずみにとって、りすのようにくるみを前足で持ち上げて食べるのは大変なことでしょう。そのためくるみを押さえつけて穴を開けて食べているのではないかと想像しています。それにしても中身を残すことなくとても上手に食べてあります。 ![]()
熟練りすの食べガラは見事な二つ割です。でも子りすや、大人りすでも時々は失敗してメチャクチャ割になっていることがあります。 ![]()
失敗しちゃった、、、
時にはこんなイレギュラーな食べ方も・・・ねずみ式のお試し?
この時はまだくるみが未熟で皮が剥ぎにくかったからかもしれません。
ちなみに、食べガラは簡単に見分けがつきますが、殻を削っている時の音は全く区別がつきません。音が聞こえる方向が上方ならりす、草深い地表近く、あるいは池周辺の湿地からならねずみ、ということになるでしょう。
☆次回はくるみの貯食のお話です。☆
【飛び出し注意】
このところ、記念館周辺でリスの道路横断が激しいです。道路の渡り方をみていると、リスの動きの予測はとても難しいです。
一番危険なのは、道路の端にじっとしていたかと思いきや、車が近づく最悪のタイミングで悠々と飛び出すというパターン。これは皮肉にも車が徐行している時に多く、リス側では人馴れした成獣に多い行動です。このケースの事故防止には、道路脇をウロウロしているリスを見つけたら少し離れた場所で一時停止するのが最も効果的です。そしてリスがその場を離れるまで見守ります。しかし後続車など状況的に難しい場合もあり、悩ましいところです。
一方、ダルマさんが転んだ方式に、動いては止まるを繰り返し、渡りきろうというところで突然きびすを返したりするパターンがあります。これは子リスや用心深い性格の個体に多い行動です。比較的ドライバーから見つけやすくはありますが、やはり完全に渡り終わり落ち着くまで見守るにこしたことはありません。
また、リス同士で追いかけあいになり、2頭続けて猛スピードで飛び出す可能性もあります。これは完全に予測不可能なので、横断多発地帯を走行する場合は最初から徐行していただくことが望ましいと考えます。
ドライバーの方は、ぜひ一度、道路を渡るリスの動きを想像し、運転中どうするかシュミレーションしてみて下さい。きっと事故防止の助けになると思います。