平鹿 裕子 2024-09-13
「有珠アルトリ海岸サクラガイとスリランカ―カレーの会」
肺がんで自宅療養していた夫が今年6月に亡くなり、
7月には夫の母が亡くなった。
私はふたつの葬式の喪主を務め、その後の様々な手続きが
どうにか終わりに近づいたので、どうしても海が見たくて、
5カ月ぶりに森ネットの海のイベントに参加した。
アルトリ海岸でのビーチコーミングやゴミ拾いの
活動はボランティア団体「HAPPY NEW AIRTH」(HNA)
との共催でこの時期に毎年行っている。
HNAのプロジェクトのひとつは、道内各地
(小樽、厚別川、礼文島など)でのごみ拾い、
能登半島地震援助活動、海外支援としては
財政破綻したスリランカ(セイロン)に出かけて
子ども達への食糧援助などを行っている。
しかし当日は朝からの激しい雷雨のため、
アルトリ海岸でのごみ拾いは中止して、
福田さんのネイチャーハウスで南方系の美しい
サクラガイが激増している話を聞いた。
2019年に福田さんが初めてこの貝をアルトリ浜で
見つけて収集保存記録し続けてきたが、
先日は1日で600枚以上もあったとか!
北の海で南方の貝が爆発的に増えている。
それは海水温が記録的に上昇しているということ。
昨年の猛暑の原因も海水温上昇のせいか。
日付や枚数を記録して保存している福田さんの
美しいサクラガイを見ながら、止めようもない
温暖化の恐怖を実感した。
今後は北方系の貝が減ってしまうのか。
その後雨も上がったのでアルトリ海岸で
サクラガイを探して曇り空のもとで砂浜を歩いた。
波の音と塩の香り、そして打ち上げられた
波のドドーンという大きな音、白い波頭、磯の香り、
私の出会いたかった海が、そこにあった。
1時間ほどして部屋に戻り、各自が拾った貝を
洗って貝の名前を福田さんに教えてもらったり、
貝の博物館を興味深く見学する方々も。
その後事前予約したスリランカカレーを頂いた。
これはHNAのメンバーが持参し、準備してくれたもの。
福田友子さんが自宅菜園のトマトやきゅうりで
サラダを作り、デザートに手製の「フルーツポンチ」も!
カレーも鶏肉が煮込まれてほろほろ、スパイスも
独特の味わいだ。
友子さん特製の冷たいスイーツにうっとり!
美味しくて夢のようだった。
その後2時間ほどおしゃべりをしてとても楽しい
ひと時を過ごした。
スリランカのボランティア活動も興味深かった。
多くのスリランカ人は親日家で優しいという。
その後は有珠山噴火の話題となり以前の
有珠山噴火の古い貴重な写真なども
福田さんから見せていただいた。
帰りは快晴となり空も海も青くて美しかった。
自分にはこうして自然の癒しや仲間の笑顔が
必要なのだと深く実感した1日だった。