2016年8月、台風9.10.11号の相次ぐ襲来は、日本各地に甚大な被害をもたらした。
亡くなられた方、未だに不自由な生活を余儀なくされている被災者の皆様方にお見舞い申し上げます。NPOの皆さまは大丈夫でしたか?被害はありませんでしたか?
我家の話になりますが少し聞いて下さい。この小市民の声を。
今日も私は浜辺にいて、そうして呪文のようにぼやきを繰り返している。その内容はこうだ。『・・何で私が・・ブツブツ』『私は1個だって捨てていないのに・・ブツブツ』
そう、私は8月30日の台風10号の置き土産 海岸漂着ゴミと格闘しているのだ。
私が住む南有珠のアルトリ海岸は、高潮で道路は冠水し、砂丘はえぐられ、海岸線は元の形を変えてしまった。どこにそんなにあったのか。膨大な流木とゴミ・ゴミ・ゴミだ。漂着物で浜辺の景色は一変してしまった。
特に白い発泡スチロールは始末が悪い。永く海中にあったものは、空気にさらされると劣化が速い。粒状に砕け散乱する。拾い集めは時間との闘いの様相を帯びた。本来は波打ち際のゴミから拾った方が、海にゴミが戻らず環境には良いのだろうが、陸地の発泡スチロールが風で飛散する様子を見るとこっちが先だ。行きは砂丘、帰りは波打ち際を歩いて拾った。
9月1日より開始し、9月14日、ようやく用水路河口まで辿り着いた。
45Lもえるゴミ54袋、燃えないゴミ3袋だ。よくやった!これで一区切り!と半端じゃない達成感に浸った。ところが・・ところがである。まじですか〜!?
辿り着いた川の向こう、ヤレヤレと目をやった先に、これまでの4倍近い海岸線とゴミの浜が・・。岬よりもゴミが少なめに見えるのがせめてもの救いだ。・・・言葉を失った。
膨大な浮き球は到底手に負えない。大量のロープの切れ端は、漁業者の不法投棄そのものだ。誰だ、オロナミンCをポイ捨てしてるのは。毎日1本か。ペットボトルは最後迄飲もうよ。昆布1本、ホタテ1枚も採ったらお縄だという海上保安庁さんよう。何を見張ってんだよ。こんな時には1回も姿を見せないで。こんなに平気で海を汚している水産関係者にちゃんと指導しろよ。海を守れよ。責任とってよ。税金で高給とってんでしょう。あんたら。
フツフツと頭に血が上ってくる。・・まずい・・クールダウンせねば・・。
9月12日、手漕ぎボートで有珠の海岸を主人と巡った。あれだけ陸に異物を揚げた後だけに、海中は本当に美しく見えた。良かった。キレイになって。これも自然の節理かなと思えた。海の生物を守ろう。少しでも、一人でも拾い集めよう。人間としてゴミを拾おう。
ちなみに、NPO森水人ネットは8月5日に伊達市環境美化ボランティア団体に登録しました。ボランティアゴミ袋が必要な方は福田まで。なんならごいっしょに、ゴミ集めは楽しいよ(まじか・・)。そうして気分を新たに今日も浜に向かう。そうして今日もぼやくのだ。『やってられないよう〜。誰のゴミだ?人間のゴミだ。人間は誰だ?・・私だ・・』
ブツブツが仏仏と浄化されるには、時間がかかりそうだ。
誰が見てる?・・海が見てる。
(ゴミ拾いの日を2日ほど決めてみました。 行事予定をご覧ください)